FashionableなArt、ArtisticなFashionをコンセプトに、夢の瞬間に華を添える耳飾りを日本から提案しています。主に真鍮を使い’よせもの’という日本の伝統工芸技術を用いて立体に繋いでいきます。この技術によって自由な表現が可能なり、茶道や水引など日本文化から着想を得て、和菓子のようなデザインで作品を制作しています。また漆を施すなど、よりmade in japanを感じられる耳飾を探求しています。
【Ear Jewelry】
夢の舞台に立ち、その一瞬を精一杯輝く姿をイメージして制作しました。夢の瞬間を迎えてもなお完璧を求める姿は、自然界に見られる儚い美しさを連想させます。有機的な曖昧さ不完全さの中に見出す美しさ。茶道にも通づる不完全の美を、朽ちた花びらまた曖昧なフォルムで表現しました。
【Art sweets】
四季のうつろい・花鳥風月を表現した日本ならではの美しい生菓子からイメジネーションを得て、祝宴をコンセプトにしたCelebration。千両、ネジ梅をかたどり漆黒で仕上げた耳飾り。漆の黒はこれ以上の黒は望めない純黒、濡れ色の黒です。年月が経つにつれて深みが増し、温もりある艶を醸し出します。日本の国宝重要文化財にも使用されている漆塗りをぜひファッションとして身につけて頂きたいと思い制作しました。
【Yui-結】
縁を結ぶ、心を結ぶ日本の結い文化’水引’からイマジネーションを得て、結ぶをコンセプトにしたYui-bow。結んだりぼんとほどけた蝶々結びが、耳に絡み合うデザインです。耳にかけるフープは左右に大小の膨らみを作り、耳の大きさ、厚さに対応できるように工夫しました。経年変化でより鮮やかさを増す漆塗りの自然の色味、艶紅色。古くから日本人に愛されてきた品格ある質感、色味を、ぜひ耳飾りとして世界の多くの方知って頂きたいと思っています。
nao takanashi 1976年東京生まれ。成蹊大学経済学部卒業後、音楽業界を希望しHMVに就職します。配属されたEコマースでサントラ、ワールドを担当し、毎日たくさんの新・旧譜にふれ、映画、MV、CDジャケットなどから、その世界観を表現したファッションやアクセサリーに興味を持つようになります。出産を機に退職後、2007年HPでハンドメイドアクセサリーの販売を開始、全国のハンドメイド取扱店舗に常設いただくようになります。またCM、TV雑誌の衣装などに作品を提供していきます。よりオリジナリティーを求めロウ付けを学び、ハンドメイドからクラフトへと移行します。金属の接点を繋いでいく、よせものという技法で、パーツを立体に自由に形にしていく制作方法でEar Eewelryを作りはじめます。桂由美さんが会長を務めるCOSTUME JEWELRYAWARD (2022年)で特別奨励賞を受賞後、NYCでの展示を経てNYFWの参加。現在LAハリウッドのショールームに展示、世界で活躍するスタイリストに作品をピックアップしていただいています。また、より日本らしさにこだわった漆を使用したEar Jewelryも海外での展開を視野にショールームで展示しています。
【略歴】
・1976年東京生まれ、1999年成蹊大学経済学部卒業後HMV入社
・2007年退職後ジュエリーブランドzena(ジーナ)創業
・2016年シブヤ西武でPOPUPとワークショップを開催、委託販売開始
・2019年ハンドメイドからクラフト(彫金)へ
・2022年AJCクリエイターズコンテスト2022佳作、SICF23に出展、NYCのPOPUPに参加
・2023年桂由美さんが会長を務めるCOSTUME JEWELRYAWARD2022 で特別奨励賞を受賞
NYFWへ参加
・2024年ロンドンを拠点にロサンゼルスに展開しているShowroomで展開